2009年11月23日月曜日

その本を読もうと思った、きっかけを書いておければいいのに

大塚さんのtwitterのひと言で、Amazonを覗いてみて、とりあえずカートに入れておいたんだけど、その時、ふと思った。

というか、前も思ったことなんだけど、カートに入れられる機能と一緒に、なんで、その本を買おうと思ったかメモれる機能があればいいのに。

いいなと思ったものは、どんどん、カートに入れてるんだけど、後で見直す時、すごいめんどう。
簡単でいいからメモや、タグをつけられれば、後から見直した時に、目的から選べるようになり、選んだ中でも、どれから読もうとか、これとこれとこれ、みたいな合わせ技で読もうとか思うようになるんだけどな。

Amazonのカートに入れるのって、誰かのブログや書評を見た時に、いいなと思って、とりあえず入れておくというのが、だいたいの動機だと思うんだけど、この時の気持ちや、どう紹介されていたかまで、記録できていれば、便利だと思う。

2009年11月19日木曜日

宿題がめんどくさい

転職活動、書類面接が通って、1次面接に進んだけど、その前に宿題を提出しろと。
友達の会社からも頼まれた企画書もあって、ぼちぼち出さなきゃいけない。
うーん、めんどくさい。

両方とも宿題の問題内容自体は同じで(後者はその後のサイト公開~ユーザーに対してどうするかまであるけど)、おおよそのやり方は前職時代にテストまでやったので、中身に悩むことはないけど、筆が進まないのは、わかっちゃってることを書くので面白みを感じないからなのかも。

あと、人に説明するためには、整理して
、確実に理解してもらえるように落とさないといけないので、そこなんだろうな。
表現の仕方のほうで、悩むというか。

2009年11月6日金曜日

一過性で売れるより、コアなファン作り

昨日の映画のエントリーもあって、ちょっと考えていたこと。

ANVYLの場合は憧れたのが『ロック・スター』というのがあるので、ライブをやれば、大きな会場でパイロン炊いて、移動は専用飛行機、夜はグルーピーに囲まれて・・・なんてイメージがあったのかもしれないけど、まずは普通に音楽活動だけでメシを食える状態になるのを目指せば良かったのではないかと思う。

この考え方をうまく、書いてるエントリーがあった。

こうした議論において、Wired誌の創立者、ケヴィン・ケリーが昨年出した文章「1,000 True Fans」はある意味当たり前の話とは言えなかなか示唆的だった。彼の結論を先に言えば、1000人のハードコアなファンがいればアーティストは食っていけるとしたのである。

ケリーの言に従えば、自分のために年に100ドル、1万円ほど使ってくれる程度のファンである。ライヴ・チケットなら3回分、CDなら4枚分。本なら5冊分といったところか。平均的なファンの支出額よりは相当多いだろうけれども、しかしべらぼうというほど大きな額ではない。

1000人から1万円をもらえば当然年収は1000万円だ。もちろんこれだけでスタジアム・ロックをやるのは無理だろうが、多くのソロ・アーティストにとっては、諸経費を出しても生活費くらいは残る程度の額ではなかろうか。


ソロ・アーティストでの話なので、バンドとなれば×4となる計算になるのだろうけど、考え方としてはよくわかる。
さらに、もっと少なくてもやっていけるという意見も。

ミュージシャンのマシュー・エベル氏は一般的にはほとんど無名の新進ミュージシャンだが、基本的に音楽活動のみで生計を立てている。彼の収入(額は明かされていないが「家賃を払って車を持ち、好きな物を好きなときに食べられる程度」ではあるらしい)の26.3%は、わずか40人のハードコア・ファンからもたらされたものだ(In Defense Of 1,000 True Fans - Part II - Matthew Ebel)。


似たような話として数年前に、地下アイドルは、ハードコアなファンが3人居れば、マネージャーとアイドル本人は喰っていけると聞いたことがある。アイドル系は流行り廃りが激しいので、数年で新しい地下アイドルに目が行ってしまうのがネックだが。

ただ、こういう考え方は、他にも応用できそうな気がする。

まぁ、ANVYLの場合は、デビュー後、ずっとインディでやろうとしていたのと、優れたマネージャーが居なかったのが大きいんだろうと思うけど。

2009年11月5日木曜日

夢を持ち続けることの残酷さ

ちょっと寝込んでいたのもあって、ホントは昨日、行こうと思っていた映画「アンヴィル!~夢を諦(あきら)めきれない男たち~」に行ってきた。

80年代、日本で行われたメタル・ハードロックイベント、『スーパーロック84』に出演するも、アルバムが売れてビッグになったのは、アンヴィル以外のバンドだけ。。。
後のメタリカ、スレイヤー、アンスラックスに大きな影響を与えつつも、ブレイクすることなく、30年あまり冴えない仕事をしながら(彼らは現在、50代)、いつの日かロックスターになることを夢見てバンド活動を続ける姿を追った、ドキュメンタリー。

前宣伝よりは、ヘンに作りこんでお涙ちょうだいみたいな内容にではなかったけど、まぁ、考えさせられる内容だった。

あきらめきれずに出した、13枚目のアルバムが日本のプロモーターの耳に引っ掛かり、ロックフェスに出演、大勢の観客の前でライブすることになるんだけど、この映画によって彼らが今後、売れるかというと、それは無さそうだろう。

夢を追う代わりに、それに対する払わなければならない代償は大きい。
あきらめなければならなかったことも、いろいろあるだろう。
いつか叶うと信じて、それが叶わなかったとしても、人間は死ぬまでそれを思い続けられれば幸せだと言うけれど、夢を抱いたままで、死ぬまでの人生は長い。

夢を持ち続けることを否定はしないけど、それを簡単に推奨するのは残酷だ。

2009年11月3日火曜日

「リーダー」とは、どういうものか?

mixbeat第5回ワークショップ、今回の目的は「リーダーを体験する」です。

【テーマ】
いつもの自分より、一つ上の視点”を持つことで、見えてくることがある。

【目的】
リーダーを体験する

【手段】
5人ずつの2チームに分かれ、共通のお題に対して、25分間のディスカッションを行う。
その後、リーダーは3分間のプレゼンテーションを行い、評価者からの判定をもらう。
このリーダー役をひとりずつ体験する。


立場が違うことによって見えるものの違いを体験するのは、いいなと思ったけど、これをワークショップ化するのは、難しいだろうと考えていた。

というのは、そもそもリーダーとは、どういうものか?と自分に問いかけた時、ケースバイケースだろうし、その時のメンバーによって求められるモノは違ってくる、あえて言うなら、何らかの役割(決断、方向を示す、人をまとめる)がある代わりに、責任を負う必要があるだろうということを思っていた。

これをどうやって落とし込むのか、また、リーダーシップの評価をどうするのかなど、
評価方法も気になる点だった。


リーダー評価項目
それに対して、当番は「リーダーシップを身に付けるワークショップ」ではなく、「リーダーを体験するワークショップ」として、J・ウェルチの持論をベースに、ディスカッションの中で発揮するリーダーシップとして、今回の評価指標を提示した。


リーダーフィードバック

ディスカッションレビュー
評価項目を明確にするのはもちろん、リーダーに対するメンバーからの評価、第三者(事務局)からのディスカッション自体の評価を設け、視点を増やすのと同時に、あとから両方の評価を見比べて、ズレが無ければ、おおよそその評価は正しいという仕組みはなるほどと思った。



SANY0082
SANY0051
このルールに基づき、mixbeatの活性化策などをテーマとし、ディスカッションが行われた。


評価役として、ディスカッションを二度ほど見たのだが、なんかあっさりしているなという感覚があって、それはプレッシャーがあまり無いからだろうなと思った。
一応、2チームに分かれての対戦なので、勝ち負けはあるんだけど、これはプレゼン内容の結果に対しての話なので、直接的な評価にはならない。(本気度を高めるという役割はある)

同時に、ディスカッションしている様子を見ながら、みんな意見を出してるけど、この後、ホントにやるのかなと思っていた。

自分ならどうするだろうか?と考えると、チームとして出した改善案を、その時のリーダーが責任を持って、実際に遂行するようにというのを、ディスカッションの前に明示するかだろうか、リーダーの評価項目として出された、「Execute(言ったことをとことんまで実行していくこと)」を考えると。


その後の当番を交えての反省会で、河野さんの発言。

【リーダーについて】
・誰もが、ジョブスみたいなスーパーリーダー、理想のリーダーになんて、なれやしない。
・現実のメンバーに対してのあるべきリーダー像を考え、自分にできるところで確実な結果を出す。
・メンバーによって、求められる役割は違う。
・できないこと(役割)は、リーダーは誰かに振ればよい。
(おもしろいことに、誰ひとりとして、リーダー役の時に誰かに振るということがなかった)

【ワークショップの企画について】
・ワークショップのシミュレーターとして、どう負荷(プレッシャー)を掛けるかを考える。
・サクラを入れて、わざと場を紛糾させる。
・全ての意味を考えてみる。
・今回のようなケースの場合、始まってしまうとコントロールできない。ならば、枠組みを作って、コントロール下に置く。(場の支配者)
・記録の取り方、可視化する(ウラさんのコミュニケーション相関図)


【余談1】
このサクラを忍ばせるという話も、なるほどと思えるものだったんだけど、その後のブログでの『宇宙兄弟』の話を持ってきたことの方が興味深かった。
内容は僕も知っていたので、ああ、あれか、と思ったんだけど、マンガを読んでる時でも、無意識下にあるためか、あるいはシナプスのつなげ方(思い出し方)がうまいのか、この事例を出してきたこと自体が違うなと思えた。

【余談2】
リーダーとマネージャーの違いはなんだろうと検索してみたところ、いろいろな考えは書いてあったんだけど、僕が思ったのは、リーダーはメンバーによって求められる役割は違うけど、マネージャーはメンバーによって役割は変わらないのでは?ということ。