2009年2月12日木曜日

広告と課金

久しぶりにとある人から某通信会社のプラットフォームサービスについてのヒアリング調査の依頼を受け、仕事もヒマだったので、のこのこ新宿まで行ってみた。

詳しくは書けないが、これがもうちょっと携帯でも可能になれば、Web制作会社も報われるところが出てくるのでは?と思う。
ヒアリングとともに、いろいろと広告・メディア関連の話をする。
GREEが上場、収益の柱が広告だけではなく、個人課金の二本柱というニュースと、広告モデルの行き詰まりもあって、どこも個人課金をいろいろと考えているよう。

こういった話を聞くと、かつて居たレコード会社の話を思い出す。
ユーザーからお金をもらうモデルの行き詰まりから、広告やタイアップに領域を伸ばし始めたコンテンツ会社(ここ最近、それをやっているのが吉本の家電芸人やしゃべくり007かと思う)。
それに対して、広告で食っていた会社が、どうにか個人課金ができないかと検討しているのが今。

カンブリア宮殿でも同じような話があって、物流会社が自分たちで商品を仕入れ、販売する様子を見ると、どの業界も自分たちのドメインの再定義を行っているように思える。
こういった時、トップや幹部連の考え方がどれだけ柔軟かによって、その会社が生き残れるかが決まるように思う。

それは今の会社を見ても、同じことを思う。
なんで、こういうことをやってないのかと思っても、中途入社した身分では社内に対して影響力が低く、なかなか新機軸を打ち出せない。

今、行っていることでも、もっと早くできたのにと思って、まわりに聞いてみると、営業のトップが精神論でダメと言ってたという話を聞くと、
その人自体は尊敬できる人だったけど、なんだかなと思う。

そう考えると、会社って不思議だなと思う。学歴や社歴によって、発言権が変わるのはおかしいと思いつつも、社長も人の子。その判断に情が入るのは仕方ない。。。

こういう風に考えると、結局、自分でやるしかないのかなと思う。

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